アプリ開発は、喜び1割!イライラ9割!

ゲーム開発会社でスマホのアプリを開発をしている。アプリ開発は、端から見ると楽しそうに見えるが、泥臭いことばかり。しかし、その中にも感動有り。アプリ開発を通して得たことをブログにしてみる。

システム障害をやらかしてしまった!ユーザから言いたい放題言われまくった

こんばんは。

先日、ソーシャルアプリのアップデートが終わり、ほっと一息をついていたときに

悲劇は起きた・・・。

 

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あの〜初期化(ゲームデータ消えた)してしまったのですが何が起きたのですか?

アップデートしたアプリをダウンロードしたユーザから一通の問合せが来た。

 

最初は、何のことかわからなかったが、最初の一通のメールから5分後、

怒涛のように同じような内容の問い合わせが来た。

中には・・・

 

金返せ!

時間返せ!

ふざけるなこのやろう〜

 

ユーザから言いたい放題言われる始末・・・。

こぇ〜

 

中には「ふざけな(`ε´)

という、可愛い怒り方をしているユーザもいるという・・・。

ちょっと笑えたぞ(^-^ )

 

事態は、深刻でこれまでに経験したことがない障害だった。

緊急メンテナンスモード(一般ユーザは、ゲームができなくなる)を発動する。

 

調査の結果、障害の原因が特定できた。 

原因は、あまりにもアホなものなので非公開とします(笑)

 

心の中では、

 

しょうがねーだろ!

毎日、終電近くまで仕事していて疲れていたんだよ!

注意力が切れていてミスの1,2つ余裕で起きるよ!

 

と言い訳したくなりますが、ユーザにとっては関係ありません!

 

 

それから一週間、ひっきりなしにユーザから問い合わせがあり、

落ち着いて仕事できませんでした。

土日も当然のように、ユーザから問い合わせが来て全く休めませんでしたよ。

あたり前のことだが、残業代も支給されません(というか、自分のミスなので残業代請求したいとは思わない)。

 

ユーザに一人一人対応して、 問題が解決すると、

「ありがとうございます」

「これからも楽しませていただきます」

というお言葉を頂きました。

最初は、ものすごく怒っていたのに、しかも、私のミスなのに感謝されるて・・・

このときは、泣けてきました(>_<)

 

クレームメールは、(ユーザ)怒りが頂点のときに受取り萎える。

2,3回ほどメールのやり取りをしていると萎んだ風船みたいに、

怒りのエネルギーが消えていた。

 

対応次第でユーザの態度も、良い方向に一気に変わるもんだと実感した。

 

アプリ開発は、まさに9割イライラ、1割は喜びだった。